毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑦

心の傷と思想 百歩譲って仮に片方の遺伝が強く出たにしても、性格や気質にしても 確かにどちらか一方に強く似るということはあるけれど、二人の子であり遡れば多くのご先祖様が両方にいるのだから「どちらかだけ」という事はないはずだ。 いくら父の遺伝や家…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑥

家族の教育と遺伝 数多の異なる思想や価値観を持つ人間が寄り集まって構成されているのが社会だ。 そんな社会を生き抜いていくために一番最初に出会う「家族」という小さな社会。 家族の理想像は 「社会に出て疲れた自分を癒してくれる安らぎの場所」 「何か…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑤

言葉の魔力と演技の力 人の「言葉」には人を元気に明るくさせる力もあれば人をネガティブにさせる力もある。 本気で愛を伝えることも出来れば、憎しみを孕んだ本気の愛で人を傷つけることもできる。 言葉というのは本音を隠していても「ついうっかり」本音が…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ④

自分の尊厳 毒家族に囲まれているうちは、本来の「個」としての誇りや尊厳を取り戻すのは至難の業だ。 モラルが崩壊している家族に囲まれていても、自分が気づかなければずっとそのままだ。 何かしら息苦しさや辛さを抱えて自分の家族の毒性に気づく人という…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ③

家族というコミュニティの閉鎖性 家族という空間に他人の入りこむ隙はあまりなく、とても閉鎖的なコミュニティだ。 誰一人攻撃性を持たない集団であればその閉鎖性は「家族だから安心して素で寛げる安全な空間」になるが 誰か一人でも攻撃性が強い人間がいる…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ~閑話休題~

余談だが そんなボロボロの傷だらけの時に 「親へも感謝、すべてに感謝!!ありがとう♡♡♡♡」みたいな、自己啓発・宗教系スピにハマってしまうと、更に損傷は激しくなる。 グジュグジュ、ドロドロの傷に、無理やり小綺麗な見栄えだけのいいテーピングを貼っつ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ②

意識することの大切さ 単純に「自分」が「心地よいな」と五感で感じられるものは、全て自分を優しく癒してくれる薬になっている。 だから、無理やり「傷みをなくそう」と躍起に強い即効薬を求めるだけが答えではないということも忘れないでほしい。 仮に傷み…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ①

家庭環境の影響 幼少期の家庭環境で人の「スタンダード」は作られていく。 「毒気に満ちている」言動が多い家族に囲まれて育つと、毒気(刺激)の強い言動に対する免疫がついている。 むしろそれが「当たり前の基準」なので、知らないうちに人付き合いがハー…

許すこととは何なのかを考えさせられたこと 〜前編〜

許すか許さないかは自分が決めること 遠い昔の苦い経験。 若かりし頃に当時親友だと思っていた人から意外な時に不意に心無い言葉を言われたことがあった。 メールのやり取りだったので余計にこじれた。 が、文字でもそれは明らかに意地の悪い言葉だった。 お…

許すこと、とは何なのかを考えさせられたこと ~後編~

親しき中にも礼儀あり 「何を言っても許される気の置けない関係」は理想的で実在するけれど、 「何を言われても許さなければならない関係」というのは心の世界に存在しない。 許すか許さないかを決めるのは自分の心であり、誰かに強要されるものではない。 …

許すこと、とは何なのかを考えさせられたこと ~中編~ 

誰のための言葉なの 話を少し戻すと、謝らずにそこまで言い張るのならば、筋を通してほしい気持ちもあった。 時には、近い関係性ほど耳の痛い事を言うことが必要な時もある。 「お互いのために」そうせざるを得ない時もあるから。 厳しい言葉でもそれがよか…

許すこと、とは何なのかを考えさせられたこと ~前編~ 

許すか許さないかは自分が決めること 遠い昔の苦い経験。 若かりし頃に当時親友だと思っていた人から意外な時に不意に心無い言葉を言われたことがあった。 メールのやり取りだったので余計にこじれた。 が、文字でもそれは明らかに意地の悪い言葉だった。 お…

ルールは破っても マナーは守るぜ☆

by 甲本ヒロト(緑のハッパ) ミッドライフクライシス(中年の危機)にハマらないために、中年よ、遊ぼう 年齢を重ねると、守るものが増えていき、攻めの気持ちが衰える。 結果、冒険心を失う。 失うものも増えていく。若さ、肌のハリ。高齢の親族や知人、疎…

ダサイ姿

若かりし頃に上司になった時の私は、自分が部下だった頃に理想の姿として描いていた「物分かりがよく、優しく、部下から慕われる上司(そして当然仕事がデキル)」を目指していた。 だが事実は、そんな理想とは程遠い姿だった。 物分かりがよい(と自分で思…

自分を救えない人は他人を救えない  中編 ~賢者は郷に従う~        

喧嘩上等・嫌われたくもないけどその中では誰からも好かれたくなくなってしまった セミナーに属している間、コミュニティ内では何個もグループが作られ、なんとなく派閥めいたものが出来ていった。 講師の助言もあったようだ。 それも疑問だった。 元々「い…

自分を救えない人は他人を救えない  後編 ~勇者は無敵を目指す~ 

王者を目指して三千里 恐れからやたらに群れたがったり上下関係を作りたがる人というのは、わりと精神が不安定気味だ。 自分もちょっと病んでいたり精神が不安定な時ほどその輪の中に巻き込まれやすい。 だが、常に上下でしか人と付き合えない人種は、ところ…

自分を救えない人は他人を救えない  前編 ~愚者は経験に学ぶ~

病んでる者は藁をも掴む まさかの坂が重なった30代、人生の迷子になっていた。 小さい頃から教えられてきた宗教的教えの呪縛も抜け切れていなかった。 「愛」とか「平和」とか「救う」とか「地球規模」「社会貢献」とか 優しくて、壮大で明るい希望に満ち溢…

子供は親を選んで生まれてきたのか

「子供は親を選んで生まれてくる」という説が個人的に苦手だ。 信仰の自由の問題になるので、信仰心まで否定はしないけれども。 宗教信者でスピ好きな母親もよく言っていたからだろう。 きょうだい仲が最悪になった一番の原因を作った人、言ってみれば「主犯…

嫌い・苦手な人への対応と脱成長

嫌い・苦手な人とは無理に付き合わない事だ。 特に40代以降は。 イヤだから何を言ってもやってもいいという事ではないけど、自分にとって最適な距離を測って調整すればいいのだ。 最低限の礼儀と共に。 10代は義務教育の中で生きていかなければならない…

コミュ力ってなに?

コミュニケーションの基本は相手を慮ること 相手の気持ちを推し量ることもなくペラペラ話すのって会話じゃないさ 一歩的に押せ押せで話す=コミュニケーション力があるって勘違い 話し上手≠コミュニケーション力 相手の気持ちは置き去り いかに相手の情報を…

毒親と、母性神話と、人間じゃろうが

">「毒親」という言葉がなかった昔、私は自分の母親の毒性を薄々感じ始めていた。 "> でも、自分の母親に対して親としての欠陥を冷静に認めるようになるまでにはかなりの時間を要した。 この世に生まれた時から知らず知らずのうちに親の価値観や教育の色に染…

他人の不幸は蜜の味をした毒リンゴ

大人って自由なはずなのに、子供の頃のように毎日がキラキラしなくなってきますよね。 むしろ、地味で地道な生活の繰り返し。 退屈な日常が続いていく。 刺激が足りない・・? だから他人の不幸は蜜の味、なんて言葉もあるんでしょうね。 噂話だったり、ドロ…

価値観の違い? 

「価値観」て人間関係の距離を測るバロメータみたいなものみたいな認識で生きてきているけど まったくすべてが同じ価値観の人はいないだろう。 だから「価値観の違い」が、自分の小さな世界を広げてくれる事もあるし、 違うからこそ面白い人付き合いもいっぱ…

幸せの青い鳥を探していたあなたへ 

心の中は真っ黒なのに、自分の黒さを隠しているあなたとの時間は なんだか重たくてしんどかったです。 あなたが好きな「投影の法則」や心理学で「そう感じる自分」「身近な人への感情」があるのだとしたら 自分の母親のどこかしらに覚えた苦痛が、あなたの何…

野暮なコミュニケーション

会話の中で質問が多い相手にはこちらの防御力が必要だ。 なぜなら、人は誠実な性格であるほど質問には答えなければ…という義務感が生じるからだ。 テキトーにお茶を濁す のらりくらりかわす 逆に質問し返す 聞こえないフリをする 話を変える こういう事が自…

そこに愛はあるのかい

相手から飛んできたボールを 何でも投げ返せる力がコミュニケーション能力じゃない 変な球を拾わない 見送って走り去る(逃げる) 故意のデッドボールに刃向かわない 相手のストライクゾーンを見極めようと思ったら、相手への理解、愛、リスペクトが必要 上手…

面接落ちた。誰かと、何かが、うまくいかなかった。・・からのご縁とタイミング

人生はご縁とタイミングだ。 人生って、自分の思い通りに希望が叶う事ばっかりじゃない。 思い通りにいかない事もある。 取り組んだ事の結果がよくなかったら、落ち込むのは当然だ。 思いの強さの分だけ、落ち込むんだと思う。 その時はその時で、じぶんの気…

許すってこと

嫌いを許す 嫌いな人は嫌い、を許す 嫌いな人がそのまんまで存在してることを許す 嫌いな人が幸せでいることを許す 嫌なものは嫌、を許す 無理矢理好きにならなくていい ダメ人間を許す そのまんまを許す バカ、アホ、クズを許す 怒りを許す ムカつく、イラ…

「親孝行」にモヤっとした君へ

「家の雰囲気」は各家庭ごとに異なる。 「親孝行しよう」の言葉は「正論」であるが「万人を照らす光の言葉」ではない。 ヒトによっては暗い影を落とし「家庭の闇」と「不甲斐なさ」を感じる鉛のような重たい言葉でもある。 子供の為に懸命に人生を捧げて育て…

知らぬなら、どちらにしても〇〇やろう?

☆無知の知☆ 「教える優しさ」と「黙っている優しさ」 「知ったかぶり」はバレると恥ずかしい。 大のおとなが「知ったかぶり」をする時には、ン十年生きてるにんげんを舐めてかかってはいけない。 誰もが「知らない」状態で生まれ、時に恥をかきつつも失敗や…