女の美学 ~邪気を跳ね返せる女でいる~

選べる強さ たまに遭遇する「あからさまな邪気」を持った人がいる。 「邪気」っていうとなんともスピリチュアル的な響きだけれど、要は「悪意」のある言動が見られる人っている。 すご~い!って褒めるフリしてバカにしてくる、とか だぁいじょうぶぅ~?っ…

女の美学 ~嫌いな他人の調理法~

調理の匙加減 ※自分に対して害を及ぼす強烈な人(毒親やパーソナリティ障害が疑われる他人)は除きます。 もっとライトな関係性(職場や趣味仲間や親戚や近所付き合いなど)での話。 嫌いな人が丸ごと食材だとしたら、嫌いな食材を丸ごと食べろというのはちょっ…

女の美学 ~苦手な人とのコミュニケーションは高度なゲーム~

正しいプライドの持ち方 世の中には色んな人がいて、苦手な人も、合わない人もいる。 それ自体は仕方がない。無理に好きになろうとしたり、仲良くなろうとしたりしなくてもいいと思う。 とりあえず、挨拶や最低限の会話くらいしていればいいのだと思う。 そ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために ㉔

責任転嫁は成長を止める 毒親のスタンスは基本変わらない。 年齢と共に丸くなってきたりはするけれど、根本的なところはそのままだ。 だから喧嘩になってもいつも同じ事を繰り返し、真正面から向き合ってしまう分だけストレスが心身を蝕む。 結果、お互いに…

女の美学 ~好かれているか不安な女子へ~ 

それは誰かの幻想で 人付き合いにおいて、周りからの評価とか好かれるかどうかとか、って10代や20代の頃は色々不安定な中で、親先生友達含めた周りの人に認められるために頑張ってきた事が多いなと思う。 思春期のそれはある意味通過儀礼のようなもので。 心…

女の美学 ~嫁と姑。夫と金~

よくできた嫁「じゃない人」のススメ 世の中の正月休みが終わる。 10年以上、夫側の親戚関係の年末年始の恒例行事に参加してきた。 できた嫁とは程遠かったけど、一応最低限の義務は果たしてきたと思う。 同居とか家業とか本家とかそういう重たいものは背負…

それってどうなん 

庶民は続くよどこまでも 昔話。 いくつかのセミナーを受けたりしていたご縁から、とある占術を習った。 ある時、先生が時間に遅れてきた事があった。 遅刻の理由は交通事情とかではなく、授業の前に一人の生徒と約束をしてお茶をしていたそうだ。 そして目的…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ㉓

ちゃんと怒る・ちゃんと嫌う 久しぶりの更新になってしまいました。 読んでくださる方ありがとう。 毒親育ちと一口にいっても様々である事を念頭に置いた上で私の経験から思うことを書いています。 専門家ではないのでいち参考程度に考えてもらえるといいな…

女の美学 ~悩める健気な女子たちへ~

あえてこのジェンダーレスといわれる時代に「女」というものについて考えてみる。 女っぽさを前面に出す人は同性からあまり好まれない。 だから「男前」とか「男っぽい」とか「サッパリ」している女子は好かれやすい。 好かれやすいというか、敵視されにくい…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ㉒

自分を大切にするとは? ~肌荒れと人生の相関関係~ 「自分を愛する、自分を大切にする」という抽象的な表現をもう少し具体的に考えてみる。 「~する」は英語では「do」である。日本語でも英語でも「動」の表現だ。 そこから連想するのは「何かをしなけれ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ㉑

自分を大切に育んでいく もしも、幼少期からの劣等感や自己否定感が強くて自分を大切に思えないのなら、時間をたっぷりかけて育んであげるといい。 「育つ」のは子供だけではない。 それをしてあげられるのは自分だ。 人間である以上、誰かに愛を貰いたくな…

人間を、舐めんなよ? ~哲学のススメ~

カテゴライズの功罪 人間に対するカテゴライズって、面白いし興味が尽きない分野だ。 「社会学」「哲学」は「人間」を探求する学問だ(たぶん)。 人間探求の世界は「学問」として成り立っているものもあれば「趣味嗜好品」のように大衆受けのするものまで幅…

調子に乗っちゃって♪

愛はきっと奪うでも与えるでもなくて 気が付けばそこにあるもの by Mr.Children 「名もなき詩」 名もなき詩 - Wikipedia 1996年発売なんですって。 時代が変わっても、今でも好きな詩だ。 20年以上経って、年齢を重ねてもずっと共感できる歌詞ってすごいなぁ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑳

甘さは調味料、優しさは主食。人間関係は料理みたいなものだ。 優しさというのは強さを伴うと、時として厳しく映ることもあるのかもしれない。 優しさと、甘さは似ているところもあるが、違うものだ。 甘さや辛さはほんの少量でいい。 たとえて言えば、調味…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑲

優しさも、冷たさも、循環している 地球の生態系は、循環だ。 私達人間はこの世に生まれ、気づけば人間社会の中で人間として生きているけれど、誰もがいつかはその生が終わる。 人間の神秘というのは考えれば考えるほど謎だらけであり、コントロールの及ばな…

カオスでグレーなロスジェネ世代

時代は常に変化、進化している。 時代と共に人間の価値観も進化するし多様化するが 人間には、世代によって若干傾向のようなものがある。 私たち氷河期世代(ロスジェネも含む)は、昭和の匂いも根強く残っている世代だ。 一回り上の元気なバブル世代。 親世…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑱

毒を認め、毒を愛する 冷たい気持ちにさせる家族の嫌な出来事は、完全に記憶から消え去ることはきっと無いだろうと思う。 親やきょうだいの嫌なところ(自分が絡んで被害を被ると付き合いきれないところ)は反面教師だ。 自分が家族から離れる段階で、自分の…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑰

あなたも過去を水に流せるかい? 父が他界してまもなく、きょうだいから「今までのことは水に流そう」と言われたことがあった。 その言葉は、半分共感できて、半分共感できなかった。 共感できないのは「なんかしっくり受け入れられんわ」だった。 (「許す…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑯

心の豊かさを説く宗教に振り回されると心が貧しくなってしまう リーダーシップを取れる存在(父)が倒れて、残された者同士でどうにかしなけばならないのに。 母の宗教絡みの思想にまつわる拘りも強すぎるゆえ、一般的な考えの他人には頼れない。 だから助け…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑮

きょうだいは他人の始まり 仲間外れ、ってされたら誰でも嫌なものだ。 私は家族間でも幼少期には分かりやすくそういうことはされなかったと記憶している。 きょうだいのうちの一人は私に対して小さい頃から常にアタリがキツかったが、 どちらかというとただ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑭

心の世界のサバイバルスキル サバイバル - Wikipedia たとえば爆発事故などの場合は、一般論としては、まず爆発している物からできるだけ遠ざかる、逃げるということが最優先のことになる。(爆発事故の場合は、とりあえず逃げることが先決であり、とりあえ…

今日のあの人は優しさ80%、的な。

人を「いい人」とか「悪い人」とか「冷たい」とか「優しい」とか聞く時に、心の中でよく思う。 「どのくらい?」と。 言い切って決めつけてしまう時に違和感を感じるのかもしれない。 そんな事にいちいち突っ込みして会話の流れを止めるのも面倒だし、その場…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑬

「Don`t Think Feel!!!!!!!!」 あえてアホな自分を自覚してみる 「毒親」をテーマに書いているこのシリーズはどうしても内容が全体的に重たくなりがちだ。 宗教や家族不和という暗い話が多いので仕方ないのだけれど。 ただ、全てが深刻になりすぎてしまうと…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑫

魔界の入り口と魔法の鏡 物事を二元論でしか捉えられなくなってしまう時に人は、関わる人を窮屈で冷たい気持ちにさせる。 健全な自己愛と自分勝手は似て非なるものだ。 不健全に自己愛が肥大化してしまうと、自己満足の悦の世界に浸りやすくなってしまうよう…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑪

自由と無法地帯 相手の自由を奪う思考の人は、たとえ表向きどんなに「綺麗な事」や「正しい事」を言っていようが、その実は家族であっても他人であっても変わらず「毒気」が強いだろう。 綺麗事を隠れ蓑に脅迫観念や罪悪感を植え付けたりするやり方はマイン…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑨

怒りの正体 きょうだいは子供の頃から言葉で通じないと殴る蹴るの力で抑えつける癖があった。 大人になってもそういう支配癖は変わらず、未だに思い通りにならない事があると激しい怒りで人を徹底的に叩きのめすような言動をする。 今はさすがに子供の頃のよ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑩ 

魔法の薬 傷ついた自分を癒すことを無視したまま、強く立ち上がることはできないと思う。 通常であれば幼少期からじっくりと育まれるはずの健全な自己肯定感を取り戻すのは当然時間もかかるので、一朝一夕のセミナーとかに出る「だけ」では「自己肯定感」は…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑧

宗教戦争 きょうだいは未だに母と同じで宗教への信仰心が篤く現在進行形だ。 だが教祖に名付けられたのはきょうだいの中で私だけ。 それを過剰に称賛していた母の呪いも手伝って、きょうだいからすると小さな頃から複雑なところもあると思う。 だが私は昔か…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑦

心の傷と思想 百歩譲って仮に片方の遺伝が強く出たにしても、性格や気質にしても 確かにどちらか一方に強く似るということはあるけれど、二人の子であり遡れば多くのご先祖様が両方にいるのだから「どちらかだけ」という事はないはずだ。 いくら父の遺伝や家…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために  ⑥

家族の教育と遺伝 数多の異なる思想や価値観を持つ人間が寄り集まって構成されているのが社会だ。 そんな社会を生き抜いていくために一番最初に出会う「家族」という小さな社会。 家族の理想像は 「社会に出て疲れた自分を癒してくれる安らぎの場所」 「何か…