女の美学 ~人間観察記~

自由なエッセイ

女の美学 ~パーソナリティ障害について~

(長文です) 「パーソナリティ障害」が疑われる人は案外と多く社会の中に普通に生息している。 もっと認識が一般的に広まって、付き合い方とか対策とかをなるべく多くの人達が共有できたらいいと思う。 とっくに知っている人、対策を分かっている人は出来る…

女の美学 ~悪の知恵~

うちの親は、品行方正だった。 人としての在り方としては、決して間違ったことは教えられていないと思う。 母親が信仰していた宗教問題の偏った思想はまた別として、「人として」のモラルやマナー。良心、のようなもの。 だから、人間関係でなんとなくの協調…

女の美学 ~気にしぃか?そんなあんたは鈍感すぎ~

少し前の話。とあるところに、人の「繊細さ」をバカにしてくるお方がおられました。 気にしぃ、とか、考えすぎ、とか。それは何度かに渡りまぁまぁしつこく言うてはりました。 人生の中で何度か言われたことはあるので自分の繊細さは自分でも知っている。 だ…

女の美学 〜野暮な矛盾にモヤる夜〜

最近モヤっとした話をここに吐き出そう。 とある、その方は物事をそんなに深く考えるタイプではない。 だからいい面も沢山あるんだけど、ちょっと調子がよすぎるところが玉に瑕。 もう別の場所へ移っている人に対して、いなくなった人を懐かしむ気持ちは誰に…

女の美学 ~炎に消えゆく願望と呪詛~

ちょっと物騒だが、嫌いな人が去っていくおまじない、というのがあるそうな。 ここでは具体的な方法論については触れないが、ググると掲載されているサイトが幾つかある。 そのうちの一つに「紙を人型にカットして燃やす」というのと「夜にキャンドルを灯し…

女の美学 ~分かり合わなくていい~

人は分かり合わなくていい。 共感できなくてもいい。 分からないものを分からないこととして、認められればそれでいい。 自分には理解できないことを理解できないこととして、相手の存在を許せればそれでいい。 分からない相手を自分の基準に押し込んで無理…

女の美学 ~運気落とさぬよう気つけや~

今日はちょっぴりスピリチュアル的な話でっせ。 幾度も「悪口」について書いているけれど目には見えないことをつらつらと。 とっても感覚的でござんす。 と、いうか、感覚的でしかない。 理論とか根拠とかはよくわかりませぬが 生きてきた年数で実感すること…

女の美学 ~渡る世間は「鬼」ごっこ~

鬼だらけの世知辛い世を渡る掟として、特に仕事関係者の仲間内での悪口は言わないに限る。 これは道徳上ではなくリアルな世渡りの話。 当たり前な人には当たり前のことなのだが、当たり前じゃない人には当たり前じゃないことなのが厄介。 誰かの悪口にならな…

女の美学 ~女子トークに暗雲立ち込める~

仕事ではなく雑談で、女子の会話って目的地とか解決策とかがなくフワフワゆるゆると流れていくことが多い。 それでも適当になんとなくいい感じで進んでいく、そしてそれが楽しかったりもする。 一口に女子といっても勿論人の性格にもよるけれど、大きく男女…

女の美学 〜忍法。気を遣わせない、気遣いの術〜

忍の者シリーズ第二弾。 これはけっこう難易度が高い術だ。 わたしも現在まだ修行中の身でマスターするに至っていないのだが、だいぶ前から意識して術を鍛錬しているので少しここで語ってみることにする。 高度な術を使える気遣い忍者たちは、相手に「気づか…

女の美学 ~必殺、笑顔の手裏剣術~

女子が身に付けておいて損はない力の一つに「笑顔の演技力」というものがある。 嫌いなヤツに笑顔なんか向けられっかバーロー!と反骨精神旺盛な女子にこそ、 笑顔の女子が得している、ズルいことに納得いっていないそこの傷だらけのあなたにこそ、 この、心…

女の美学 ~中年をぶん殴ってくれるモノ~

本物、ニセモノ、という表現を安易に多用したくないのだけど 圧倒的本物を目の前にすると、ニセモノ、妥協、の薄っぺらさが恥ずかしい、という感情が湧いてしまう それはもちろん自分の姿勢に対しても。 今はコンビニエント、早く、適当、程々、緩く、がもて…

女の美学 ~愛しのオバタリアン~

オバタリアン、という漫画があったのをご存知の方はいるだろか。 同世代ならきっとわかるかな。 自分が40代半ばになって、あの生態が自分事としてわかるようになってしまった話をしよう。 記憶の中で話をするから、厳密に漫画の詳細とは違う部分もあったら作…

女の美学 ~パン屋で感じる陰の脇役の心地よさ~

お気に入りの店がいくつかある。 たとえば街の小さなパン屋さん 毎回挨拶くらいはするけど、会話はほぼしない。 いつも新入りみたいなポーカーフェイスでお店に入り、また来るか不明な一見さんみたいな空気でサッサと会計を済ませてお店を後にする。 そのく…

女の美学 〜同情するならカネをクレ〜

たまに会う年上の方で「あの人かわいそう~」という言葉をわりと頻繁に使う方がいる。 ミスをした誰かとか、大変そうが重なっている人、立場的に弱者になっている人、苦労していそうな人に同情する。 心から同情しているのか、周囲に「優しい人」アピール的…

女の美学 ~腹の中、真っ黒説~

ヒトが集団になればイジメは発生しやすくなる。 ヒトは嫉妬をしてしまう生き物だ。 ヒトは醜い気持ちを持ち合わせている生き物だ。 女の友情なんてお互いの自己都合でコロコロ感情で移ろいゆくもんだ。 女は弱い自分を守るために打算的になってしまう一面が…

女の美学 ~行動編・自分を大切にする具体的な方法~

前回に続き、今回は行動編です。 ※今回もスパルタではありませぬ、うそ。少しだけスパルタです。 どこかで聞いたことのある事ばかりです。 みなさんも知っている話だと思います。 一歩間違えると説教臭くなります。 ですが、先人の教えはやはり偉大です。 素…

女の美学 ~外側編・自分を大切にする具体的な方法 辛口注意~

スパルタだから苦手な人は見ちゃダメです。 「自分を大切にする、好きになる」こととは、具体的に何をどうしたらいいのだろうと、試行錯誤したわたしの経験から得たことをシリーズとして羅列する。 まずは、心構えとして一朝一夕で出来るとは思わない。焦ら…

女の美学 ~メンタル編・自分を大切にする具体的な方法~

前回からの続き ※今回はスパルタじゃありませぬ 「自分を大切にする」こととは、具体的に何をどうしたらいいのだろうと、試行錯誤したわたしの経験から得たことを羅列。 一朝一夕で出来るとは思わない。焦らず、年単位。長い目で。育む。 今回はメンタル、脳…

女の美学 ~健全か、不健全かは相手次第~

血縁家族から離れて、得たこと、失ったことを感じるままに。 得たこと ・様々な他人の価値観を以前より広く柔軟に許容できるようになった ・精神的自立 ・どうでもいいことを悩みにくくなった ・感情の安定、心の安寧 ・支配、干渉、意地悪と無縁の生活 ・自…

女の美学 ~複雑な乙女心なのよ、中年だけど~

なぜか、どうして、どうやっても、親近感が湧かないタイプの女子がいることをここで暴露。 暗さや不器用さみたいなところが見当たらないタイプの女子。 正統派女子、って感じの人。 その人が写っている画像とか、その人がいる空間、どこを見渡しても「ザ・笑…

女の美学 ~借金と親切はあげられる分だけ~

人にお金を貸したならば返ってこないと思え、という。 貸すんじゃなく、あげるつもりで渡す。 返さないことを正当化するのとは違くて、渡す方の心構えの話。 親切も似ている。 余裕がなければ出来ないし、出来ないのなら断るなり流すなり。 自分の出来る範囲…

女の美学 ~ハッキリさせない美~

白黒ハッキリさせるとか。 よく言うけど 言葉で表現しようとすると曖昧なものが少ない。 言葉で無理に表現しようとすると、限界がある。 好き、嫌い、とか。 感情に正解を無理につけない。 微妙なグラデーション、時間や関係性で変化する感情、全部丁寧に抱…

女の美学 ~夢見る少女じゃいられねぇ~

子供に読み聞かせるハッピーエンドの物語、絵本。 子供に人としてのあり方を説く教育としては正しい。 けど、人生っていつまでも夢見る少女じゃいられねぇのさ。 っても別に、幾つになったって夢見てもいいし、夢見ちゃダメでもないし いつまでも夢見る少女…

女の美学 ~永遠なぞ、無~

人間関係全般に言えるけど、「絶対」「永遠」ってものは無いと思う。 日々の暮らしの中で色々変化しながら、色んな事があり得るのが人間関係だ。 だからこそ、「今この時」に仲良くしている人達って奇跡だと思えるんだけど。 いつ終わるかなんて分からないか…

女の美学 ~ヒトを大切にするということ~

他人と自分を大切にするってどういうことか。 「大切にする」って、「優しくする」とイコールな気もするけど 大切にする=怒らないこと、でもない じゃぁ、かといって 大切にする=怒ること、なのかと問われたら それも必ずしも=ではない。 怒ればいいって…

女の美学 ~危険人物の傾向~

こういう人はちょっと危険 職場とか、何がしかのコミュニティの集団の中で 頼まれもしないのに 新人にいち早く近づいていく人 妙に優しくする人 最初からお世話を焼きたがる人 みんながみんな、とはいわないけど、大体危ない。 慣れない環境、人に囲まれて不…

女の美学 ~悪口に共感してんじゃないよ~ 

おブス(悪魔)の餌付け 自ら悪口を言わなくとも 悪口を好む人を近づけないような防衛策は大事だ。 悪口を好む人は無差別に誰の事でも言う。 ちょっと自分が気に入らないと、文句。 周りが自分の思い通りにいかない事が許せない。 要はワガママで子供なんだ…

毒親育ちが自分本来の誇りを取り戻すために ㉕  ~完~

親を超えていく 親に感謝できない出来事が自分を苦しめているとしたら、世間一般の「親への対応」に縛られることを一旦やめてみる。 なぜなら毒親育ちは「自分の事を第一に考える訓練」を「意識的に」しないと、いつまで経っても周りの顔色を伺いながら我慢…

女の美学 ~自分おかしいの?って思ったら~

なんか違う、っていう感覚は、きっと間違っていない。 普通 一般的 なものや生活、価値観にいまいちハマりきれない、とか 誰かに言われた事が、世間一般的に正しい事だとしてもなんか納得いかないとか 自分はおかしいんじゃないか、 自分に合うものや人なん…