選べる強さ
たまに遭遇する「あからさまな邪気」を持った人がいる。
「邪気」っていうとなんともスピリチュアル的な響きだけれど、要は「悪意」のある言動が見られる人っている。
すご~い!って褒めるフリしてバカにしてくる、とか
だぁいじょうぶぅ~?って心配するフリしてその実ほんのり不幸を楽しんでいる、とか・・。
怖いんですよ、その「気」が。
それで、そういう人って必ず相手に「モヤ~」っと重ったるい何かを残す。
それが狙い(きっと無意識)だろうし、相手の自己信頼とか自信を奪って落ち込ませる事に「安心」したいんだ。
だから、まともに付き合ったら不思議と自分まで「なんか不幸な女」の魔法をかけられなんとなく運気が低下してしまう感じ。
相手の思惑通りになってしまえば格好の「餌」だ。
そういう事を「鏡の法則か?」
とか掘り下げて独り悶々と考え出すとキリがない。
そりゃ人間だもの、無邪気な赤ちゃんでもないオトナだもの、自分にも邪気が全く無い事はない。
どこか欠けている自尊心の何かや、家族に対する歪んだ価値観の何かが引っかかって反応してしまっているのかもしれない。
心理学的に考えられることを総動員してみても、やはり最終的に神様でないと出会ってしまう原因はよく分からない。
イヤな人に一切出会わないというのも生きていると難しかったりする。
出会ってしまうのは仕方がないから、出会ったとしても引っかからない、邪気を跳ね返せえる自分になるしかない。
根本的な解決法といえば、とにかく自分の内面と向き合う事になってくるのだけど
やはり時間もかかるし、根気もいるし、プロの手を借りたりする必要があるかもしれない。
今回はそういう抜本的解決法は一旦置いといて、即効性のある方法の話だ。
シンプルで、考えなくてよくて、効果はバッチリだ。
それは
波長を合わせない
という事。
言葉も、行動も、目線も、全て。
あからさまに無視するとか、目を合わせないとかはダメで。
かえって敵意を持たれて執着されちゃうから
さりげなく、さらっと、がポイント。
どうしても避けられない状況にいるとして、イヤ~な重ったるい邪気を感じたら
トイレに行くフリしてサッと席を立つ
電話に出るフリをして会話を途切れさせる
荷物を取るフリをしてバッグの中をゴソゴソ探る
誰か他の人や物が通ったらそっちを見て「気」を逸らせ集中力を途切れさせる
身体を動かして伸びをする
肩や首を動かす
手や腕や腰や足を動かす
目や口を動かす
大きな行動から小さな行動まで、その場のシチュエーションで出来る限りの「動く」ことをとにかくやる。
漫画みたいな感じを想像してもらえると分かりやすいけど、単純に相手の「波動拳」を「よける」イメージでOKだ。
頭、顔、目、肩、腕、手、胸、腹、腰、足、身体の全て、相手の波動を受け止めないようにする。
波動とかいうと目に見えないものだから意味分からないかもしれないが、確実にそこにそれは存在していると思って「憑かないようにする。憑きそうなら払う」感じ。
イヤ~な顔でやってしまうと気づかれるから「真顔」か「笑顔」で「さらっと」ね。
とにかく「自分から」アクションを起こすこと。
更なるコツは「サッと」「シャキッと」素早い行動を心掛ける。
隙を与えないくらい凛としていることが望ましい。
受け身で相手のビームを受け続けてしまう事だけは避けること。
そのために日頃から意識して出来るだけ「シャキっと」動いていると、いざって時に役立つよ。
終わり