スパルタだから苦手な人は見ちゃダメです。
「自分を大切にする、好きになる」こととは、具体的に何をどうしたらいいのだろうと、試行錯誤したわたしの経験から得たことをシリーズとして羅列する。
まずは、心構えとして一朝一夕で出来るとは思わない。焦らず、年単位。長い目で。育む。
「自信」はないのが当たり前。自信をつけるために出来る事があれば何でも試してみる。
心構えとかダルいから手っ取り早く!と思ったそこのせっかちなお前、一番手っ取り早い方法から順にしとくわ。覚悟しや。
①外見を整える(初心者編)
いきなり浅はかだと思ったそこのお前、理屈じゃないからとにかくやれ。
やってからもう一度、出直してこい。
外見は手っ取り早く自己肯定感を育めるツール。活用しない手はない。
最初は他人軸でよい。自分軸のオシャレとかカッコつけるのは上級者だ。基礎もできないのにいきなり応用はできない。初心者は四の五の言わず、とにかくやれ。
女子ならお肌や髪の手入れ、着るものも全て。意識高い系と揶揄されるくらいやりきる。
男子は下衆でいいからモテるようになりたい気持ちに素直に行動しろ。モテたくなくても男たるものせめてカッコつけろ。
時代を無視してぶっこんだ。ジェンダーレスとはこれ如何に。
ジェンダーレスを意識して言うならば、お前が男だか女だか知らんが、恥をかくことを恐れるな。
くだらないブライドは捨てろ。
カッコつける自意識過剰が恥ずかしい?そういうお前も自意識過剰。
噂をするヤツほど案外他人のお前にそこまで真剣に興味はない。
人の噂も七十五日。
②外見を整える(上級者編)
他人軸の承認欲求がそこそこ満たされたら次は「自分」だ。
何が好きか。何が心地いいか。誰が何と言おうと、好きなものは好き!と胸を張って言えるものは何なのか。
素材なのか、形なのか、色なのか、ブランドなのか、何でもいいけど理由を見つけろ。
I love~。because ~。単純な英文で述べてみろ。
流行ってるから、みんなが持っているから、とか言ってるそこのお前はまだ修行が足らん。
③外見を整える(好きの感じ方編)
感覚が鈍っている人は好きの感じ方が分からないことが多い。
五感をフルに使う。他人の意見ではなく、自分の五感が心地いいと欲することに感覚を傾けろ。
たとえば、身体を優しく包んでくれる肌着や服飾の素材に拘ってみる。
化繊でなく綿、麻、絹、とかな。化繊だらけのマーケットの中で天素は高いけど。
金額云々で選ぶのではなく、好みのものを選ぶようにする。
安いのを雑に扱うんじゃなく、いいものを丁寧に扱う。
食材も、服も。金持ちじゃなくても出来る。少しずつ、1個でもいいから意識してみる。
いい服は手入れが必要。洗濯もしまい方も気をつけるようになるから大雑把なお前でも強制的に少しは丁寧さが身につく。
いい食材は高いが、肌や髪やお前を構成する身体は食べ物飲み物の栄養から作られている。
高くて手が出ない?
毒親育ちでも毒親育ちでなくても、今まで散々痛めつけられてきたならお前の心はボロボロだろう。
そんならせめて自分で身体だけでも労わってやれよ、大事な自分のために。
お金持ちじゃなくたって、意識して少しずつ改善できるはずなんだよ、ポテチとか食ってねーで(食ってもいいけどよ)、無駄な消費を控えて食材に回したれや。
ただちょっと言っておくとそこで「丁寧な暮らし」とかの誰かの真似にハマって自分を見失うなよ。
「素敵なあの人」とかと自分を比べて落ち込むとか、いや落ち込んでもいいけど自分を見失うなよ。
天然素材に拘りだして一歩間違うと陰謀論とか唱えてる団体にハマるからそこは自己責任でご自由に。ただ、お前の目的はそこじゃないということだけは言っておく。見失うなよ。
あ、一応言っておくと、「素敵なあの人」は素敵だし「丁寧な暮らし」も素敵だ。
間違いない。
(陰謀論を唱える団体についてはノーコメントでよろしくどうぞ)
出来る人は出来る。出来ない人は出来ない。別に出来なくていい。誰も完コピなんか求めてない。
近づこうと努力するのは素晴らしい、
素直に取り入れて真似から入るのもあり、
ただ、自分を失くすのはやめようという話。
「憧れるのはやめましょう」とあの大谷君が言っていたじゃないか。
まさにそれです。大谷先生。
大谷君が言うからカッコいいのはともかくとして。
大谷君は大谷君にしかなれないが、お前もお前にしかなれないし、お前はお前でよい。
むしろ、お前がお前であればあるほど、きっとこの世界は面白くなる。はず。
しらんけど。
最後に、あえて主語を超ビッグで言う。
みんな一緒。ココが変だよ、日本人。
日本に生まれちゃったから言っても仕方ないけどな。
続く